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Step.01 受験コンプレックスを払拭すべし!【電験三種~不動の法則~】
合格を導く20のステップ
2024.10.04
あしたの「主任技術者」のために
電験三種の受験者は、初めて挑戦する「ビギナー」から、何度も対峙している「エキスパート」まで、そのレベルは多岐にわたっている。だが、試験自体は小学生のときから経験し、複数の科目について、枚挙にいとまがないほど対策に取り組んできたはず。そのため、独自の方法で受験のコツが身についていると推測できる。
しかし、国家資格となると話は別。範囲が広く、出題パターンも独特なため、その試験にマッチした対策が要求される。
そこで「合格を導く20のステップ」だ。栄冠をつかむために、どのように取り組むべきか。そのメソッドを紹介していく。
あしたのために、さあ、いまこそ立ち上がろう!
Step.01 受験コンプレックスを払拭すべし!
電験三種には受験制限がなく、誰でも受験可能である。
一般財団法人 電気技術者試験センターが公表している「電気技術者試験受験者実態調査」によると、令和4年度の受験者の属性は就業者数が現役の学生数の10倍以上となっている。このうち、就業者の勤務先は図1に示すとおりで、実に、大半の受験者が仕事に携わりながら受験勉強をしているのだ。また、電気以外の業種からのチャレンジャーも多いことがわかるだろう。
電験三種=難関の資格というイメージから受験を躊躇しているなら、それは大きな間違いだ。まずは、電気へのコンプレックスを払拭するところから始めよう。受験の門戸は大きく開かれているから、ぜひ、受験者となって電験三種を全身で感じてほしい。
プロフィール
不動弘幸(ふどう・ひろゆき)
技術士事務所を経営する傍ら、資格試験の講師として全国各地を駆けめぐる合格案内人。電気分野を中心に、さまざまな資格に精通し、独自に確立した合格メソッドは多くの受験者から絶大な支持を得ている。オーム社が主催する「電験三種突破研究会」では約40年にわたって電力の講師を務め、合格者の輩出に全身全霊を傾けた。通称「ミスター電験」。
(撮影協力/一般財団法人 関東電気保安協会)
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