Topics
電気主任技術者、電気工事士ともに要チェックの試験改革を実施
令和6年度の試験日程を公表
2023.12.01
CBTの登場で、取得が有利になるか!?
電気主任技術者と電気工事士の令和6年度の試験日程が、一般財団法人 電気技術者試験センターから発表された。CBT方式が導入された令和5年度に続き、来年度も大幅なリニューアルを実施。特に第一種電気工事士は注目で、これまでの「同年度で1回」から、上期試験と下期試験の2回制を導入する(上期試験はCBT方式のみ)。
電気主任技術者試験は第一種および二種の一次試験についても日程変更がある。これまでは土曜日に実施していた試験だが、第三種と同じ日曜日の実施となる。これにより、例えば、上期試験で第二種と第三種の両方を筆記方式で受験することはできなくなるが、第三種でCBT方式を選択することにより、引き続き第二種と第三種の両方を受験することが可能となる。
CBT方式を含め、令和6年度の試験日程を表1にまとめる。
令和5年度からCBT方式が導入され、受験パターンの選択肢が増えたことから、チャレンジしやすい資格となった電気主任技術者と電気工事士。1回の試験でCBT、筆記の両方式を受けることはできないが、上期と下期が設定されている場合、それぞれの特性を組み合わせることで栄冠をつかむ可能性は大きくなるといっても過言ではないだろう。
令和6年度の試験スケジュールについての詳細情報は、同センターのHP「試験日程等のご案内」に掲載。注意事項を含め、学科試験免除(電気工事士試験)についての対応も明記しているので、ぜひともチェックしておきたい。
コメントを残す