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Step.19 第一種電気工事士試験も視野に入れるべし!【電験三種~不動の法則~】
合格を導く20のステップ
2025.02.07
あしたの「主任技術者」のために
電験三種の受験者は、初めて挑戦する「ビギナー」から、何度も対峙している「エキスパート」まで、そのレベルは多岐にわたっている。だが、試験自体は小学生のときから経験し、複数の科目について、枚挙にいとまがないほど対策に取り組んできたはず。そのため、独自の方法で受験のコツが身についていると推測できる。
しかし、国家資格となると話は別。範囲が広く、出題パターンも独特なため、その試験にマッチした対策が要求される。
そこで「合格を導く20のステップ」だ。栄冠をつかむために、どのように取り組むべきか。そのメソッドを紹介していく。
あしたのために、さあ、いまこそ立ち上がろう!
Step.19 第一種電気工事士試験も視野に入れるべし!
電験三種の受験者のなかには、すでに第一種電気工事士の資格を取得しているケースもあるだろう。まだ取得していない受験者がいたら、ぜひ、受験してみてほしい。
なぜなら、第一種電気工事士の学科試験には基礎的な理論、電力、機械、法規の問題が出題され、さらに、受電設備についての問題もある。
リフレッシュの意味も込めて、空き時間を利用して取り組んでみると、自然と電験の学力アップにもつながるはずだ(図1)。

プロフィール
不動弘幸(ふどう・ひろゆき)
技術士事務所を経営する傍ら、資格試験の講師として全国各地を駆けめぐる合格案内人。電気分野を中心に、さまざまな資格に精通し、独自に確立した合格メソッドは多くの受験者から絶大な支持を得ている。オーム社が主催する「電験三種突破研究会」では約40年にわたって電力の講師を務め、合格者の輩出に全身全霊を傾けた。通称「ミスター電験」。
(撮影協力/一般財団法人 関東電気保安協会)
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