How to
「モータは回る」を原理から解き明かす!【現場実務の備忘録 第3回】
新人技術者がマスターすべき基本の「キ」
2024.03.21
第3回 誘導機と同期機の分解実験
回転磁界のパワーを実感する
自家用電気工作物は雨後のタケノコのように出現し、保安監督の現場には大きな負担がかかるばかりだが、電気の「安全、安心」は電気主任技術者の至上命題。新人時代から積み重ねた入念な安全教育がバックボーンとなり、保守点検からトラブルに発展するであろう芽を摘み取っている。いわゆる、KY(危険予知)だ。
それでは、そのKYには、どういった作業があるのだろうか……。
そんな素朴なギモンから始まった本連載。自家用電気工作物の保安監督で押さえておくべき項目について、日本エネルギー管理センターの西山真先生を講師に迎え、新電気編集部のスタッフが体を張って解明する。
今回は、誘導機と同期機を分解し、回転する原理にクローズアップ。身近な素材を使用して、固定子に回転磁界が発生する様子を実験から導き出す。はたして、どんな「キ」が得られるか。
誘導機、同期機の分解実験
(文/新電気編集部、協力/日本エネルギー管理センター、株式会社 東京電気技術サービス、撮影/オーム社オンラインスクール)
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