How to
絶縁抵抗測定後、必ずやるべき作業とは?【現場実務の備忘録 第2回】
新人技術者がマスターすべき基本の「キ」
2024.03.13
第2回 絶縁抵抗測定の基本実験
ケーブルにたまる電荷に要注意!
自家用電気工作物は雨後のタケノコのように出現し、保安監督の現場には大きな負担がかかるばかりだが、電気の「安全、安心」は電気主任技術者の至上命題。新人時代から積み重ねた入念な安全教育がバックボーンとなり、保守点検からトラブルに発展するであろう芽を摘み取っている。いわゆる、KY(危険予知)だ。
それでは、そのKYには、どういった作業があるのだろうか……。
そんな素朴なギモンから始まった本連載。自家用電気工作物の保安監督で押さえておくべき項目について、日本エネルギー管理センターの西山真先生を講師に迎え、新電気編集部のスタッフが体を張って解明する。
今回は、受電設備の点検に欠かせない高圧絶縁抵抗計を使用して、定格600VのVVFケーブルに1万Vの電圧を印加したときの「状態」にクローズアップ。この実験から、どんな「キ」が得られるか。
高圧絶縁抵抗計の実験
(文/新電気編集部、協力/日本エネルギー管理センター、株式会社 東京電気技術サービス、撮影/オーム社オンラインスクール)
コメントを残す